ウクライナ軍グルジア人義勇兵とパッチ
ウクライナ関係の記事は厄介事に巻き込まれそうなので自粛していましたが、ミンスク合意によってかなり沈静化してきましたので、そろそろ調べたことをメモがてら記事に起こしていこうと思います。
今回はグルジア人義勇兵旗、パッチについてご紹介。
ウクライナとグルジアは強硬な反ロシア姿勢を示す国同士で国民レベルで友好的な国家です。
1990年代のアブハジア内戦ではウクライナから義勇兵がグルジア側で参加してたりします。
そたためウクライナATOにもかなりの人数のグルジア人が参加しています。
およそ3桁に及ぶ程度だとか小耳にはさんだ記憶も…(かなりあやふやな記憶です)
ゆえに多々グルジア人の死者も出ています。
ATOに参加するグルジア人がそれなりに多いせいかグルジア人義勇兵には固有デザインが用意されています。
ただ、私はグルジア人以外の(例えばベラルーシ人やバルト3国出身者など)義勇兵については調べてないので、他の義勇兵も固有章があるかもしれません。
ちなみに昔のドイツ軍のようにグルジア人で編成された部隊があったわけではなく、国防省義勇兵大隊を中心に各部隊に所属しているので、実際は象徴的なものになります。
(内務省義勇兵はウクライナ語が喋れることが条件だそうなので、国防省義勇兵が多いようです)
パッチは複数の種類がありますが、基本デザインは同一です。
私的には写真の2種類のデザインが一般的かと思います。
着装としてはグルジア国章、ウクライナ国章、グルジア義勇兵章の3つを取り付けるスタイルが多いように感じます。
またグルジア義勇兵章のサイズがかなり大きめのせいか、部隊章(例えばアゾフ連隊)を省略している兵士が多いです(逆にグルジア義勇兵章やグルジア国章を省略したり)。
また特徴的なのがグルジア国章、ウクライナ国章ダブル付けが基本ですがRT2015にグルジア陸軍が着用していたグルジア/ウクライナ国章と同一デザインの物がRT2015後からちょくちょくつけている兵士を見かけます。
陸軍とほとんど同型のものから、明らか民製品のものまでいろいろです。
パッチ以外のグルジア義勇兵の特徴は、グルジアからの支援、持ち込みでグルジア軍の装具を使ってる兵士がチラホラいます。
人気なのはグルジア軍の官給ベストのようですね。特に旧タイプ(南オセチア紛争時のモデル)が多い気がします。
新型は品質が低下しているのと、旧型はグルジアでは手軽に手に入る故でしょうね。
さてという事で、今回はグルジア義勇兵パッチと旗を入手したので義勇兵について自分でのおさらいがてらサクッと記事に起こしてみました。
個人的にウクライナにおいて、もっとも興味のあるテーマの1つなので、今後も義勇兵自体や装備についてもちょくちょく記事に起こしていこうと思います。
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