ウクライナ軍 コルセアM3-1-4ボディアーマー
ウクライナTemp3000社製コルセアM3-1-4ボディアーマーが手に入ったので簡単にご紹介します。
※この記事ではブタン迷彩タイプと区別するためにM3-1-4と呼称しますが、1-4は防弾能力を示す数値なので、実際にはコルセアM3になります。
詳細はウクライナ軍装備の先駆者であるくまのりさんのブログに丸投げするとして…私なりの簡易な記事で…
さてコルセアM3Cと同じくウクライナ東部内戦が勃発してから採用された、かなり新し目のアーマーになります2014年の夏くらいには姿を見せていたのでミンスク合意で内戦がほぼ沈静化する現在までの間かなり長い期間使われています。
ゆえにオルガルヒのかき集めた欧州製中古アーマーやコルセアM3Cに並んでメディア露出はかなり多いですね。
さて、作りはコルセアM3後期型(上写真はコルセアM3-4)とまったく同じです。
全体的に簡易生産品のためか縫製が甘く、生地が単色になっています。
特にマガジンポーチの縫い目はすぐにほつれてしまい、現に私はマガジンを試しに入れてみたら解れてしまいました。
コルセアM3Cと違いソフトアーマーは従来のタイプと同じ分厚く、一般的な柔らかい柔軟性があります。
ソフトアーマーがかなり細身なコルセアM3Cとは随分違った印象を受けます。
また、グローインアーマーのみ、コルセアM3Cのソフトアーマーみたくアクリル板?的な物が表面に貼ってあるせいか柔軟性がありません。
ネックガードはM3後期型と同一の前後分割式で、M3-4の一周型とは違います。
M3-1-4の場合はいくつかバリエーションがあるそうですが、もっともポピュラーなのは前後分割式ではないでしょうか?
さて、ホント生地が変わった以外はコルセアM3と同じなのであまり語ることがありませんね。
実際のウクライナ兵は単体で着用する場合もあれば、ウクライナ製やミルテックなど欧州民製品や中古サープラス品のベストやチェストリグ、義勇兵なら義勇兵の出身国の装備を上から重ねて装備している姿がよく見られます。
それなりの使い勝手のポーチがあるコルセアM3Cは単体で使われるのが多いのに対して、M3-1-4は様々な着こなしをしている印象を受けますね。
さてウクライナ軍のボディアーマーもここまで揃いました。(コルセアM3Cは除外してますが…)
後はコルセアM3前期型、後期型、デザートM3-4、デザートM3後期型あたりが是非とも欲しいですね。
そうすればおおよそ国防省採用アーマーはコンプリートできそうではあるんですが、なかなかに遠く険しいですw
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