アフガニスタン国軍と分隊支援火器手なお話
アフガニスタン国軍といえばM16A2ですが、もう1つ目立つ小火器にMINIMIがありますよね。
今回はそんなMINIMIを装備する分隊支援火器手の装備について思ったことを記事にしていこうかと思います。
主に使われているMINIMIは現在を通して米軍などが使っているPARAタイプではなく、やや旧式のMk2が使われています。まんま無印から多少レールが付属しているタイプまで雑多なMk2が使用されていますが、照準器をつけたりとあまりタクティカルな状態ではなく、つけてもグリップをつける程度…というのがほとんどのようです。
さて分隊支援火器手の着装ですが、西側先進国軍やロシア連邦軍ではMINIMIマガジン用ポーチやPKMマガジン用ポーチをアーマーやベストに分隊支援火器手、機関銃手は取り付けますがANAでは一般的には裸のベルトリンクをそのまま身体に巻いています。
他にポーチ類で弾薬を携帯しない軍隊でグルジア軍もなのですが、、それでもマガジンを射手か助手、あるいは両方のバックパックしまっています。
そう考えるとANAは随分とアグレッシブですね。
といってもM60用バンダリアやポーチ類を着用する例もなくはないです。
ですが、私的な印象だとあまり多くはないと思います。
コマンドやAPUなどの特殊部隊となると随分変わってくるとは思いますが、一般部隊ではベルトリンクスタイルがもっともスタンダードではないでしょうか。
主に100連ベルトリンクを3本を携帯するのが規定のようです。
これよりも大量に装備する場合も多々ありますが、一番よく見かけるスタイルは3本ではないでしょうか。
また分隊支援火器助手も同じく弾薬をむき身で携帯し、おおよそ100連を1,2本程度携帯するようです。
私的には2本が多いような気がしますが、射手の写真は結構見受けられますが、意外と助手は見なかったり。
分隊支援火器手はベルトリンクだけなので、かなり質素ですが助手は小銃手装備にベルトリンクが追加されるのでゴテゴテしててかっこいいです。
実際には小銃手がM16A2以外にAK系を使う例があるように、分隊支援火器手もRPK47を装備するパターンというのもまだまだあるようです。
着装的にはボックスマガジンでベルトリンク給弾もできるMINIMIと違いバナナマガジンのみなので小銃手とほとんど同一の装備の兵士がほとんどのように思います。
最近のアフガン製ベストはStanagマガジン想定なのか小ぶりに見えますが、なんとか入らなくもないようですね。
RPKは早々に退役するかとも思いましたがM240とPKMが混在していたり、弾薬管理がややこしそうですがANAはそれなりに規模がデカいのでそう更新がサクサク進むわけにはいかないようで、今後もしばらくはRPKとMINIMIの混在が続きそうですね。
という事で、個人的には分隊支援火器手と分隊支援火器助手は小銃手に次いでやってみたい装備なのですが、5.56mm弾ベルトリンク300連となるとお財布的にかなり厳しいですねw
A&K MINIMIも調整うんぬんで結構な額になってしまうそうですが、将来的には是非とも再現してみたいところです。
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