ArmA3 アルティス軍 編成のお話
今回はArmA3における架空軍隊であるAltis Armed Forces、通称AAFのお話です。
Alpha段階ではGreekという設定がチラホラ残っていたりと、モデルはギリシャ軍で間違いはないのではないでしょうか?
元々はアルティス共和国…ではなくギリシャ、リムノス島としてゲームに登場する予定でしたし…
開発メンバーがギリシャ拘留事件がキッカケで登場勢力込み込みで設定が大きく変更されていましたが、AAFのデザインやユニットのSSが配信されたのは問題以降ですから、本格的に構想されたのはNATOやCSATに比べるとだいぶん後発なのではないでしょうか?
といっても2012年にADG迷彩メルカヴァが映ったSSが公開されているので、ギリシャ軍残党という当初の設定が行き着いたものかもしれないですが…
さてでは本題に、今回は編成のお話。
ちょっと設定を凝ったミッション作りをしたいときに、編成を頭に入れておくと防衛部隊や攻撃部隊の数の設定とか、色々と想像が働きます。
ArmA3ではこの点も細かく設定がなされいまして、キャンペーン中にもAAFの編成を覗くことができます。
ArmA2の舞台はチェルナルースの一部である南ザゴリアであったり、タキスタンの一部であるザルガバッドであったりでしたが、ArmA3ではArmed Assaultの南サーラニ王国、北サーラニ共和国と同じく1国すっぽり収めちゃった関係上、Structureを見ての通り国軍も滅茶苦茶規模が小さいです。
簡単に編成をまとめると…
- 第1連隊
- 指揮中隊
- アルファ歩兵中隊
- 第1歩兵小隊
- 第2歩兵小隊
- 第3歩兵小隊
- 第4歩兵小隊
- 第5歩兵小隊
- ブラボー歩兵中隊
- 第1歩兵小隊
- 第2歩兵小隊
- 第3歩兵小隊
- 第4歩兵小隊
- 第5歩兵小隊
- チャーリー機械化歩兵中隊
- 第1機械化歩兵小隊(IFV装備)
- 第2機械化歩兵小隊(IFV装備)
- 第3機械化歩兵小隊(APC装備)
- 第4機械化歩兵小隊(APC装備)
- デルタ戦車中隊
- 第1戦車小隊
- 第2戦車小隊
- 第3砲兵小隊
- 第4砲兵小隊
- 第3連隊
- 兵站大隊
- 医療大隊
- 整備大隊
- 支援大隊
- 航空連隊
- 指揮大隊
- 第1飛行戦隊(固定翼機)
- 第2飛行戦隊(攻撃ヘリ)
- 第3飛行戦隊(輸送ヘリ)
各小隊の細かい編成は…
戦車小隊が戦車4両編成
機械化歩兵小隊は第1、2が各4両のIFV装備(つまり1個小隊4個機械化歩兵分隊で編成)
第3、4が各4両のAPCを装備。
歩兵小隊は3両のStriderが配備され、4個の歩兵分隊で構成されるようです。
航空戦隊は、第1戦隊が5機の軽攻撃機で編成、第2戦隊が4機の多目的ヘリコプター、第3戦隊が4機の輸送ヘリコプターと4機の他国的ヘリコプターで編成されるようです。
ちなみに第1航空戦隊はNATOとの合同タスクフォースにも参加していたみたいですね。
ただPrygos(アルティス共和国の首都)攻防戦の際に首都を防衛していたAAF第1連隊アルファ中隊第3歩兵小隊の陣地に戦車が配備されていたので、北東の戦い以外はAAFは装甲戦力を中隊単位、あるいは小隊単位ではなく分散配備していたかもしれませんね。
Kalochori攻防戦では、AAF反撃部隊に加わっていた戦車は同地域にデルタ中隊が展開していた事は最終戦でわかるので、そこから抽出された車両なのでしょう。
と、なると定数だと装甲戦力は戦車、IFV、APCは各8両づつということになりますね。
すごく少ないw
もちろんこんなギリギリな台数で運用するわけじゃないですから、もっと持ってるんでしょうが。
ブラボー中隊はNATO=AAF合同の平和維持タスクフォース”Aegis”を編成していて、最初にストラティス島で交戦し、そして最後にNATO勝利ENDで攻撃するAAF防衛部隊としてデルタ中隊と共に守備を固めていた主人公にとっては因縁深い部隊ですね。
ということで、今回はAAFの編成についてサクッと見てみました。
キャンペーンの全てのミッションをチェックするのはダルイので追記する事はないとは思いますが、まぁこの程度を踏まえておけばミッション制作には困らないのではないかな?と思いますっ。
ちなみにCSATはアルティスに第24機械化歩兵連隊を主力としたタスクフォース”グリフォン”を派遣しているのですが、この連隊の総兵力だけでAAFの総兵力を上回っているとか。
CSAT凄い。
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