ArmA3 エディタ講座小ネタ 航空支援の演出
COH2をあまりやらなくなったので、Mod制作講座もストップしちゃってます。
色々書きたいことはあるのですが、結構解説記事を起こすのも労力がかかるので、後回しに…
私のHPだと特に注目度の高いテーマではないようなので、気が向いたらのんびり更新していけたらいいなと思っています。
さて、今回はArmA3の演出のお話。
対空兵器を破壊したら...防衛戦の最後の演出に...冒頭の準備爆撃を...
と航空機による対地攻撃や空中戦はやはり、ミッションを作る上では結構メジャーなシュチュエーションではないでしょうか?
ですが、航空機はヘリコプターと違ってその場に留まる事ができませんし、後方で旋回させていても気がついたら上空を飛んで思ってもいないタイミングで攻撃を始めてしまったりと常に高速で動き続けるユニットゆえに結構扱いづらかったりもします。
さて、そこでenableSimulationを利用した方法を今回はご紹介します。
簡単に説明すると「シュミレーションを停止させて、特定の条件を満たすとシュミレーションが開始され、ユニットが動き始める...」といった感じです。
無印のミッションだと、Iron Front: Liberation 1944の公式キャンペーンで演出として飛んでくるスツーカなどがこの方法をとっています。
まずはユニットのinitに...
this enableSimulation falseと書き込みます。
thisがユニット名、false/trueがシュミレーションの停止/開始になります。
今回はユニットのinitに直接書き込んでいるのでユニット名はthisに、ゲームスタート時点ではシュミレーションは停止させたいのでfalseになっています。
さて、そうすると画像では分かりにくいですが、こんな感じです。
言葉で説明すると空中で静止しています。
これをトリガーなり、ウェイポイントなりのOn Actでユニット名(今回はヘリにHeli1、攻撃機にPlaine1) enableSimulation trueと書き込めば、条件が達成されたらシュミレートが開始されユニットが動き始めるという寸法です。
こうする事によって、航空機があっちゃこっちゃ行かせる事なく思った通りのタイミングで上空に表せる事が出来るようになります。
これにShow/Hideモジュールを組み合わせると、色々な事に応用がききます。
という事で、今回はわざわざ記事に起こす必要があるのか...というレベルではありますが、簡単な小ネタをご紹介しました。高度なスクリプトはちんぷんかんぷんですが、今度もこういった初心者向けの痒い所?あたりを解説していきたいなぁ...なんて思います。
2コメント
2016.04.22 12:24
2016.03.29 10:46